【夏の日の思い出】 ~おりづるタワー編~

平和資料館を出て、ずっと行きたかった

「おりづるタワー」へ!!!

この施設は、青年会議所の尊敬する先輩の会社が建てられた建物で、

料金のことなど、この施設についても、いろいろ賛否両論あるけど、

平和への活動を少しでもしたい、という思いだけでいいんじゃないかな。

自分が同じ立場で、同じように出来るか?

何年か前に青年会議所の活動で、

被爆証言を聞く会を開催する事業の委員長を任されて一年間、

「スワロウテイル」という広島市内のバーに通い、

「語り部」の方の話を聞かせてもらいました。

その語り部のことをいろいろ教えてくださった、冨恵洋次郎さんも先月37歳の若さで逝去されました。

彼ほど、命の大切さを知り、それを一人でも多くの人に伝えようとしている人の命をなぜ奪うのか!!!!

 

世の中は本当に無情です。

この時からそれまで以上に、「平和」について真剣に考えるようになりました。

 

オバマ元アメリカ大統領が、被爆地に足を運んでくれたことは、個人的には嬉しかった。

でも大事なのは、

 

「これからの未来」

 

戦後72年目を迎えて、実際に原爆を体験した人の高齢化を危惧されている。

語り部をする方は、0歳で体験していても、記憶がほとんど無いので話すことが出来ない。

 

10歳で原爆を体験した人が、82歳という計算になる。

本当に直接体験した人の話を聞ける時間は少ない。

1人でも多くの人に一度でいいから聞いてもらいたいと思います。

そして、その語り部の会を自分のバーで毎月開催していた

が先日37歳という若さで癌で亡くなられました。

命の尊さを知っている方がどうしてそんなに早くに逝かなければならないのか?

 

そんな不条理を12階の展望台で偶然にも生かされた自分の命の意味を考えてします。

12階から見る原爆ドームや、広島市内の景色。

 

ここはエアコンなしでも涼しい風が抜けて最高に気持ち良かった~!!!!


そして、施設の中で、息子と一緒に何年かぶりに折鶴を折りました。

途中分からなくなると、スタッフの方が丁寧に教えてくれて、ホスピタリティーもGOOD!!!!
何時間でも居れそうな心地よい空間

マザーテレサさんが言うてたけど、

「戦争反対デモをするより、平和活動を応援したい」

 全くその通りだと思う。
 
 
 

と、焼け野原から復興した広島のまちを眺めながら、自分の心に問うてみた夏の日。